上場廃止になると社員の年金や持ち株はどうなるのか?東芝の場合は
この3月の時期と言えば、どこの会社も決算の時期ですよね!まぁ一部決算時期をずらしている会社もありますが、ほとんどの会社が3月です。
ちなみに個人事業主、まぁ一人親方的な人は12月が1年の〆になるので、個人と法人では決算の時期が違うのですが、個人事業主の方は確定申告とか非常に大変なんですよねー。
領収書をセカセカ集めて、これは何の領収書だったか、あっちの領収書はなんだったか思い出しながら悪戦苦闘する時期なので、私なんかはそんなことがないように、領収書の裏面に鉛筆で書いてるんですよね!「このときは○○さんと食事をした」「○○についての打ち合わせ」みたいな感じにしています。
じゃないと、気持ちよく年がこせないというか、年をとしても何かに追われてるような感じで、ソワソワしちゃうんですよね(笑)
そんなちっぽけな話はおいておいて、実は今ニュースでは上場廃止という言葉を良く聞きますが、それは東芝のことなのですが、東芝と言えば日本が誇る大手メーカーで、ネガティブな話とは無縁のように感じてしまいますが、今回はあのシャープのように少し雲行きが悪いとの報道も出ていますが、実態はどうなのでしょうか。
それより、自分の勤め先がこんなことになると困る!そう思って、自分の会社がどうなのか調べる人もいるのではと思いますが、まず気になるのは給料とか、自分の年金とか、持株会とか、お金にまつわることが気になってしょうがないと思うんですよね!
少しまとめてみましたので、参考にしてみてください!
上場廃止や整理銘柄とは簡単に言うと、どういうこと?デメリットはあるのか
まず上場廃止と言うと、証券取引所から締め出されて、株の売買がされなくなってしまうことなんです。
それまで仲が良かった友達の輪から締め出されて、遊んでくれなくなるようなものですかねー、困るというか嫌ですよねそんなの!
でも、そーゆーことなんです。
そして上場廃止が決まってしまった場合、整理銘柄ということで、みなさんこの会社は株の売買が出来なくなりましたよ!っていうお知らせをするために、ここに移動をさせるんです。
みんな、この子が悪いことをした人ですよー!遊ばないようにしましょうね!というような感じですねー、もはやデメリットしかないことを皆さんイメージできたのではないでしょうか。
上場廃止となると、社員の年金はどうなるのか?全額戻ってくるのか・・
いわゆる上場廃止となると、会社が潰れてしまうのではないかとか、あまり前向きな考え方が出来なくなるのですが、そんなときにふと思うのが、自分が積み立てたりしていたお金は戻ってくるのかという一抹の不安・・・・。
そう、大きな会社ならではの企業年金はどうなるのかといった問題なのですが、結論を申しますと、企業年金というのは大丈夫なんです。
今お手元に会社の給与明細や、雇用契約書なんてものはありますでしょうか?
そもそも企業年金なんてものは知らないと言う人は、給料の源泉からひかれているものを確認してみてください、恐らく年金の掛け金ということでいくらかひかれていると思います。
その企業年金の掛け金は、会社の売り上げと連動したような運用をされていませんから、会社の業績が落ちたとしても、そこから補てんする仕組みでもないですし、基金の組織自体が解散をしたとしても連合会へと引き継がれますので、給付自体がなくなることはありません。
ですから、全額戻ってくることでしょう!
上場廃止となると、持株会はどうなるのか?東芝ではどうなるのか・・・
上場を廃止されると、経営の体力、資金調達力というのがとても落ちてしまうので、やはり社会的な信用力も減る事でしょう。
そんな中、社員が頑張って掛けてきた持株会が一気に価値が無くなり0円となってしまうと、ショックな人も多いのではないかと思います。
結論を申しますと、0円にはなりえません。
流動性といわれる、市場での売買に制限ができてしまうだけなので、200万以上積み立てたのに・・・とさじを投げないようにしてください。
算定価格を算出し買い取って頂けるはずです。
今回の東芝の例でもそうですが、少しでも持ち合わせている人は、今後の動向を注視し、どのように取引をしてもらえるのか確認をしましょう!