マメコガネの駆除法や天敵は…幼虫画像やカナブンとの見分け方は?
2022/05/14
日本からは遠いスイスでなんと日本の昆虫が色々と被害を巻き起こしているようですが、その名もマメコガネという害虫のようで、スイスではブドウなどの果樹作物をしっかりと食べられているんだとか(笑)
それにしてもマメコガネは贅沢な生き物ですね、果樹園の出来立てのブドウをたべられるなんてうらやましいですね、私も以前住んでいるところからほど近いところに、果樹園があって、ブドウやマスカットの食べ放題というのがあり、小学生ぐらいのときに親に連れられて行ったことがありましたが、普段ならお腹がいっぱいになるほど食べたくなるはずなのに、どうも食べ放題になるとあまり食べられなくなるんですよね。
ちょうど3房ぐらいは食べたと思いましすが、それ以上は無理でしたね!
マメコガネも食い荒らすといっても、そんなに食べられないのでしょうけれど、商品価値のあるブドウですから、1粒傷ついても出荷が難しくなるでしょうね、そのようなブドウは飲み物になるのでしょうかね?どちらにしても、私はアリですが(笑)
さて、そんなマメコガネが引き起こしたブドウ盗難事件ですが、今日は駆除方法や天敵、幼虫の画像やカナブンとの見分け方など、色々と書いていこうと思います。
マメコガネの駆除方法は…天敵はいるのか?
マメコガネと言えば、海外だけでなく日本でも立派な害虫です。
先日も害虫についてはこのような記事も書いていますので、興味がある方はどうぞ→ヒアリの天敵のハエは「ノミバエ」?フェロモントラップとは何…
あて、マメコガネの駆除の方法については、間違いなく農薬散布が効果絶大でしょう!または、スミチオンの散布も効果的ですので、ちょうどこの時期は成虫も多いと思いますから、園芸用品店でスミチオン乳剤と霧吹を購入して、やっつけてしまいましょう。
ちなみに、マメコガネの天敵はカラス、モグラにムカデと意外と天敵が多いので、あまりマメコガネが大量に発生するという光景を見たことが無い人も多いとは思いますが、牛糞など畑の肥やしが多いところでは、発生しやすいので備えが必要ですね。
だからといって、カラスやモグラなどのマメコガネの天敵を家に飼っておいて、大量発生すると攻撃させるのは難しいので、あくまで農薬やスミチオンで撃退をしましょう。
マメコガネの幼虫画像!コガネムシとは違うの?
マメコガネというのは、あまり聞きなれていませんが、コガネムシとは違うのでしょうか?
実は見た目はかなり似ていますし、葉っぱを食べ散らかすと言う所はかなり似ています、実はこのマメコガネはコガネムシの小型版だと思ってもらってよいと思います。
コガネムシは夜を好んで飛び回りますが、マメコガネは昼間から食欲旺盛で飛び回り、何匹も集まって葉を食べる習性があるので、葉っぱを見るとマメコガネが数匹あつまりちょっと異様な光景にも見えることがあります。
ちなみに、幼虫の時の画像を載せますが、パッと見た感じは私、カブトムシの幼虫のように見えましたので、幼虫の時に見分けて駆除するのは少々難しいかもしれませんね。
マメコガネはカナブンでは無いのか…違いは何?
色々と調べると、マメコガネとカナブンというワードがありましたが、どうやらこのマメコガネとカナブンはとても似ているようですが、何が違うのか気になり調べて見ることにしました。
まず、マメコガネ成虫の大きさとしてもコガネムシより小さく、10mmぐらいだと思ってもらってもOKです、そしてキラキラと光沢があり、表面がすべすべしているのが特徴で、人の手で取ろうと思うと少し滑るような感じです。
そして幼虫の時には土の中で植物の根っこを食べ大きくなるのですが、ちょうど5月から8月くらいにかけて成虫としてやっと土から顔を出します。
特に広葉樹の葉が大好きで、私の家の周りでは比較的良くみる昆虫ですね、そして、カナブンはコガネムシ科なのですが、カナブン属ということで、これはカナブンなのではと思いましたが、どうやら厳密には違うようですね(笑)
基本的には日本中にいるのですが、北海道にはいないようで、幼虫の時は朽ちた木が好きで、マメコガネ同様に6月から8月の夏場にかけて、成虫になるようです。
カナブンも広葉樹が好きなのですが、樹液を餌としているようですね。
ちなみに、マメコガネとカナブンは飛行距離が全く異なるようで、実はカナブンの方が長距離を飛ぶことが出来るのですが、その理由は飛び方の違いにあるようです。
ただ、年を重ねるとやはり昆虫は小さくても触るのが臆病になりますよね(笑)ちょっと画像を見ていると寒気がしてきましたので、これくらいにしておこうと思います。