秋田犬の性格やしつけの方法はメスとオスで違う?希少な虎毛は獰猛
2022/05/15
わたし、車も大好きなのですが実は犬などの動物も大好きでして、そんな中ちょっと淋しいニュースが舞い込んできましたね。
というのも、わずか3歳の秋田犬が79歳のおばあちゃんに噛み付き、おばあちゃんは逝かれてしまったとの訃報なのですが、日本古来の犬種である秋田犬ですが、もしかすると皆さんのイメージとして、柴犬のようなイメージを持たれている人もいるかと思います。
飼い主に忠実で、待てと言えば待ち続ける。
そんな従順なイメージを持つ人が多いのが、日本古来の犬種なのですが、実はこの秋田犬と言えども性格と言うのはあくまで犬種由来のものであって、しっかりと犬ごとの性格を見極め、その家と犬にあった躾をしなければなりません。
でも今回のケースは、まず言えますが、おばあちゃんが飼うほどの大型犬ではないと思うんですよね。
成人男性でも、3歳のオスの秋田犬と言えば、取り回しに非常に苦労します。
秋田犬に限らず、土佐犬や紀州犬は国産の犬種ですが、意外と獰猛な一面もあるため、絶対に気を抜いてはダメですから肝に銘じておきましょう。
ダメなものはダメと言うスタイルで躾をしなければ、犬に完全に見下されますからね。
秋田犬の性格は産まれた順番で決まるのか?本当におおらかな犬か・・・
秋田犬の性格と言うのは、警戒心が強いとか友好的、素直であり敏感、勇気があるが冷静沈着と、意外と見てみると、そんなに悪い感じはしないのですが、反対に言い換えると、その裏の面もあるわけですよね。
例えば、警戒心が強いというのは臆病で、中々自分のテリトリーに誰もいれたくない。
秋田犬が大事にしている、ぬいぐるみなどのおもちゃを、軽い気持ちで盗ろうとしたら、手を咬まれたり・・・。
そんな元来犬がもっているであろう性格の部分は、なんと産まれた順番で決まるんじゃないの?なんて思われている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
犬はもちろん各個体で性格はありますが、例えば長男は出来が良くて、次男は素行不良(笑)なんてことはありませんし、特に秋田犬はどちらかと言うと、おおらかな犬ですから、ほとんどは利口な犬でしょう。
秋田犬の性格は、しつけの方法で良くなる?メスとオスで違うのか・・・
今回、襲ったのは3歳のオスの秋田犬ということだったのですが、性格が悪いと言うよりは、しっかり上下関係が作られていなかったのが原因ではないかと思います。
これはまさに、しつけが出来ていなかったと思うのですが、何が犬にストレスを与えたのかと言うと、おそらく餌を食べているときに手を出すという行為が、よくありません。
例えば、わたしたちも、自分の大好物の食事が出てきて、ちょっと席をたった間に、その食事を誰かが食べようとしていたら、ちょっと!という感じにはなりませんか?
その感じが、犬にとっては「ぐるるるるー」とうなり声をだして、相手を威嚇する事なんですが、さらにそれを制止しているのにもかかわらず、いきなり食べ始めたら、さらに怒り心頭しませんか?
それは犬も同じなのです。
これには、実はメスもオスもありませんが、やはりオスの方が身体が大きいので、噛む力も強いですから、気をつけなければなりませんが、メスとオスでしつけの方法に差をつけなくとも問題ありません。
秋田犬の性格は銀色の虎毛が一番獰猛?
秋田犬には、虎毛と呼ばれる、それはもう普通の秋田犬とは全く雰囲気の違う毛並みの秋田犬がいます。
普通、秋田犬と言えばかわいらしい色合いで、赤毛のようなイメージと言えばよいでしょうか。
それが、この虎毛となると、全体はマーブル状な色合いとなり、ちょうど虎のような模様が体に入り乱れ、普通に見る分には、絶対に秋田犬とは思えないでしょうね。
そして、この霜降りが入ったような虎毛の秋田犬ですが、毛並みが違うからと言って獰猛ではないようです。
やはり秋田犬というのは、元々の性格が穏やかでありながらも、やはり多くの社会経験を積ませなければ、噛む癖や吠える癖というのがついてしまうので、飼い主がリーダーシップをとれないとなると、いう事を聞かなくなるので注意が必要です。
今、そんな話を聞いて自分の家の犬をちょっと甘やかしすぎているなと思っているあなた!いまからでも遅くないので、しっかりとしつけをして、犬と良い関係を築いてくださいね(笑)