佐川急便身代わり出頭を、警察は何故見抜けなかったのか?実は・
業界に激震が走る身代わり出頭ですが、なんとも情けないのは宅配業者さんなのか、それとも取り締まるべき、ポリスマンの不甲斐なさなのか、本当に驚く内容です。
恐らく推察するに、そんなに長時間は停車していなかったんじゃないかと思うんですよ、中にはちょっとのつもりが1時間たっていたなんてこともあるとは思いますが、何より何故出頭してきた人が違うことを、露骨に見抜けなかったのかを、ちょっと考察してみました。
何故、宅配業者さんは身代わりをするほどに、目をつけられているのか?
そもそも皆さん考えてみて下さいよ。
身代わりを立てて出頭をお願いしなければならないほどに、宅配業者さんはいつもおまわりさんに目をつけられていて、かつ時には道路交通法に従って、それなりの処遇を受けなければならない回数が年間に何回も何回もあるとおもいますか?
ドライバーさんもプロですから、そんなことはないと思うんですが、でも身代わりを立てなければまずいということは、給料にダメージが・・・はたまた、会社の看板の問題や社会的なイメージが落ちてしまうからなのか?と思ってしまいます。
長時間の駐車の「長時間」とはどの程度を指すものなのか?
さて、そもそも疑問なのですが、長時間駐車とはどの程度の時間を指すのでしょうか?
先ほど1時間と話を切り出しましたが、恐らく1時間は超長時間駐車でしょうね(笑)
特に都心では、いや地方でもそれぐらいの駐車は問題でしょうから、今回のケースではおそらく1時間よりも短い時間であったのに、取り締まりの対象となってしまい、ドライバーさんはにっちもさっちもいかなくなって、最終的に身代わりの術を使ってしまったのでしょう。
何故警察は、取り締まった対象者をミスミス取り逃がしたのか?
ということなんですが、ドライバーさんの顔を免許証で確認するわけですし、いわゆる調書と言いますか、長時間話を聞いたりするわけじゃないですか?何故ここに止めたのかというようなことから、身の上話まで(笑)。
短い時間の間に、声、顔、話の内容、運転免許証など確認できることがたくさんあるわけですが、一番のネックなのは運転免許証の顔写真が全く生かされていないことですよね。
普通であればですよ、レンタルビデオ店ですら免許証のコピーをとったりするような時代なのに、免許証を目視、ちらっと見て終わりな訳ですよ。
これじゃあ、身代わりで出頭をされてもわかりませんよね。
ですから、今後ドライバーかどうかを見抜くために、現場での写真と免許証のスキャンなど、もっと近代的な方法をすべきですよ。
それと何より、ドライバーさん専用の駐車スペースを作って、宅配業者さんがうまく利用できるスペースを作れば、こんな身代わりなんてこともしなくても済むと思いますけどね。