漫画家 アシスタントの給料相場とは…ボーナスや拘束時間について
2022/05/14
先日、人気漫画家の1人の方が、どうも残業代を払っていないと言う事実がわかったのですが、御存じだったでしょうか？
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と言いますか、漫画家の方は意外とここ最近何かと注目されていますよね、仲が悪い人がいるとか、相手の作品のコピー疑惑など、もっと前向きな良い話題が無いのでしょうかね、例えば有名バスケ漫画の続編が決まったとか(笑)もしそのようなことがあれば、久しぶりに全部単行本は買うでしょうね！
さて、少し話が逸れてしまいましたが、今回の騒動では、どうも11年以上残業代をもらっていないとのことで、請求が認められてもらうことはできるのでしょうか。
漫画家というと少しクリエイティブなイメージもあるので、意外と残業代などでないような気も私はしていますが、そもそも給料が良ければ残業代なんていう事も言わないような気もするのですが、ベースとなる給料はどの程度だったのか、そして作者が人気となって実写化されたり、グッズが売れたりすればボーナスなども出るような気もするのですが、その辺りもどうなのか少し調べて見ました。
漫画家のアシスタントで得られる給料相場とはいくらぐらいなのか？
漫画家のアシスタントですから、人気漫画家そのものではないので、給料は低いという事はおのずと理解できるのですが、実は漫画家の給料を読み解くのに、有名な先生の元でスタッフとして働かれたある漫画家の人が書いていた給料を見たのですが、驚くほど安い給料でした。
・週90時間〜140時間勤務
・初任給11万円
・昇給不定期（3ヶ月~20ヶ月目12万円、21ヶ月〜24ヶ月15万円、25ヶ月目から25万円）
・食事付き（休憩は食事時間のみ）
・交通費不支給、各種保険未加入
・残業代無し
・休日、月4~5日程度
それでも、夢を掴み取ることができる職業なので、これでも有名な漫画家さんの元で働けるということを考えれば、全然問題ないと言う人もいるかと思いますが、アシスタントと言えども、作者、漫画家の分身のようなものなのでしょうから、もう少し給料が多くても良いのではないかと思いましたが、ただ、それは漫画家の方がしっかりと世に認知され、売れることが絶対ですけどね(笑)
単純に相場を考えると、やはり未経験の状態だとかなり給料は低いのでしょうね、給料を見ていてもやはり経験を積んでくると、倍ぐらいにはなるようですからね。
漫画家のアシスタントにはボーナスが出るのか？
漫画家の作品がドラマ化や映画化などをされて、グッズも売れてかなりの収益があがったとすると、働く方が期待するのはボーナスだと思うのですが、このボーナスは果たしてもらえるのでしょうか？
いわゆる印税を分配すると言いますか、賞与としてもらいたいということなのですが、印税を頂くのは難しいにせよ、賞与はもらえるような気もするんですよね。
ただ、アシスタントというのは、やはり補助と言うようなイメージもあるので、賞与というのはたとえ貰えたとしても、少ないのではないでしょうか。
言うならば、馬主のようなものでその作品の作者である人には収益の8割が、そしてその作品を陰ながら支えていた厩務員にはそのうちの数パーセントがというような形になろうかと思われるので、ボーナスは出ても驚くほどでは無いでしょうね。
漫画家のアシスタントには休憩があるの？
売れない営業マンでも行ってきますと会社を出たら、働いているのかそうでないのかわかりませんが、休憩という概念は適用しづらいような気もするのですが、漫画家のアシスタントの人は休憩などはあるのでしょうかね？
例えば、コーヒーやお茶を飲む程度でも休憩があれば良いでしょうけど、原稿を汚すことも出来ないでしょうから、少し離れた所で休憩をしたとしても、多分原稿の締め切りなどもあるので、そうも休憩出来ないことでしょう。
労働基準法だと、休憩時間とは労働から離れることを保障されている時間のようですが、恐らく漫画家とアシスタントの関係だと、気持ちよく休憩をとるというのは難しいでしょうね(笑)
立場と言うのがありますからね、拘束時間もそうなると自然と長くなると思うんですよね、私がやっているのにもう帰るの？みたいな雰囲気というのはどの職場にもあると思うのですが、立場上あるでしょうね。
ちなみに、拘束時間でも給料がでる場合とでない場合もありますから、もし漫画家のアシスタントになりたいと言う方は、そのあたりの細かな点もしっかりと確認された方が良いでしょうね。