何故、18歳の男の子は普通自動車免許を取得しないのか?考えてみた
2016/10/24
何故、18歳の男の子は普通自動車免許を取得しないのか?
なんて、みなさんの周りではいかがですか?思い当たる節はありませんか?
このタイトルをみて
「そんなことないよ」
「わたしのまわりにはそんな人いません」
など様々な意見が飛び交っていることが、もう、露骨に想像できますが、かくにもこれは国内(日本)でのお話であって
海外については、わたしも分かりませんので、その点はあしからず。
わたしが学生の頃、この学生とは18歳のころですが、回顧しますと何とクラスのほぼ8割の男子が高校に在学中に免許を取りに行っていました。
私の場合、ちょうど2000年代になる前のお話なんですが、さらに上の世代の方(40歳以上)だと、ほぼ10割は「就職」などに備え免許を取りに行っていたそうです。
特に上の世代の方(40歳以上)は、「走り屋」というようなブームもあり、とにかくスポーツカーでMT車(ミッション車)や、バイクなどもかなり人気があったようです。
そういえば、親戚のお兄さん達も、当時はブイブイいっていたイメージがありますね(笑)
で、最近の人はスポーツカーって何、あっポルシェですね。フェラーリですね。そうだ、ランボールギーニですね!なんて聞こえてきそうですが
実は、国産車と呼ばれる車たちにもにも、スポーツカーが存在していました。
日産シルビア 180SX スカイライン パルサー フェアレディZ トヨタ MR-2 レビン トレノ マーク2 クレスタなどなどあげればキリがないのですが、マツダにはRX-7などもあり、これも名車ですね。ホンダにはNSXという、ポルシェなどにも匹敵する車もありました。価格帯は様々ですが、今にない各社持ち味を出したデザインばかりでしたので、いまのように、内装が同じとか、この造りが同じということは、ほぼありませんでした。
また、背格好だけ違うのではなく、やはり走り出すと味付けも微妙に違い、これがとにかく自分にあうかどうか、まるで
自分の彼女のような存在だったわけです。
そんな過去を振り返りながら、今の時代背景を見てみると。なんと、スポーツカーがほぼ絶滅しています。
とくにシルビア、180SX、パルサー、MR-2などなど、名前が世から消えてるわけです。
これは最近の18歳の多感な、非常に好奇心旺盛なスピードを感じたい年頃の子からすれば、まず免許を取得してもな~
っとゆるい考えになってしまうことがわかりますよね。
自転車でも坂道をみると、ちょっと飛ばしたくなるぐらいの年齢ですよ。
それと、持論では車=彼女みたいな存在とわたしは言いましたが、やはり今の年頃の子は草食系というのでしょうか、彼女にも
興味がなくなってきているみたいですね。これでは光り輝くボディの艶や、たれぼったいヘッドライト、なんともいえない
グラマラスなテールライトといっても、まぁ興味がわかないんでしょうね(笑)
まとめてしまうと、感性をしっかり感じないといけない時期に、見事に良い車と出合えてなく
免許を取得しても、乗りたい車がない。ということになっているんじゃないかなと思いますよ。
もっと青春に1ページにがっつりと入り込んでくる車に是非出会って、しっかりその車のことを
調べて、観て、触ってあげてください。良さがわかり、乗りたい→免許を取りたいとなるはずです。
車の展示場にご両親を連れて、行ってみましょう。