リリーフ投手が、ブルペンで調整する最強の方法は?先発との違いは
2022/05/15
NPBのリーグが開幕し、現在セリーグは広島東洋カープが首位を独走しており、そしてパリーグは東北楽天イーグルスということで、少しパリーグに関しては以外だったかと思いますが、ソフトバンクホークスは苦しんでいますね。
やはり強いチームについては、投手の層が厚く、しかも結果を出しているということが目につきますよね。
例えば広島東洋カープのリリーフ投手陣としては、薮田・ジャクソン・中田と良い投手がいますし、今年は先発投手もジョンソンが抜けた穴をなんとか埋めていますよね。
そしてパリーグについては、楽天イーグルスは松井と森原でしょうかね、ハーマンと福山についても、良持ち味が出ていて良い抑え方をしていますよね。
現在、日本のNPBリーグではリリーフ不足というのが懸念されているようですが、リリーフ投手というのは毎日調整が必要で、タフネスでもないといけませんし、ウィニングショットというのも必要ですし、フィールディングや、一撃で相手の攻撃の芽を摘み取るような牽制球を投げられるなどの、一芸が必要な訳です。
なんでリリーフが不足をするのか、そして先発投手や抑え投手との違いなども少し触れていきますね!
リリーフ投手が、ブルペンで調整するのに苦労するのは何故?
リリーフ投手とは、ブルペンで普通に黙々と投げ込んで調整をしているように見えますが、実は実際に調整を指示された投手はかなり酷なのです。
何故かと言うと、例えば試合展開によって左右されるというのが一番なのですが、まず2回ぐらいまでに先発投手がKOされた場合などは、言い方は悪いですがロングリリーフしなければなりませんし、敗戦処理という形になるからです。
そして、天候がいきなり悪くなるというのも嫌ですよね、先発投手はしっかり整備されたマウンドで投げられるのに、いきなり交代を告げられ、ぐちゃぐちゃなマウンドに・・。
これだと、リリーフ投手って損な部分が多いですよね。
リリーフ投手がブルペン待機したときの調整のコツ、最強の方法はこれ!
リリーフの投手がブルペン待機しているときに、どのように調整をすれば良いのでしょうか?というようなご意見を聞かれそうですが、まず私がお勧めする調整方法はこちらです。
投手の肩は消耗品ですから、ブルペンでは常に投げながら調整するのは良くないと思います。
肩の周りの柔軟や、軽いランニング、シャドーなどをすることでフォームの確認や、可動域を意識した柔軟運動をすることで肩のケアを意識しつつ、登板に備えるべきで、あまりに投げない方が長く選手生活を送りたいのであれば有効なのです。
これからは投げずに肩を作るというのが主流になっていくものと思いますね。
リリーフ投手と先発・抑え投手との違いは何か?
先発投手というのは、個人的なイメージとしてカウントを取れる球があって、というのが先発投手の原則なのかと思います。
また、普通のストレート、フォーシームばかりを多用するのではなく、ツーシーム系のボールなども投げられることも球数を多く投げずに済むので先発投手には必要な要素かと思いますよね。
ワンシームとツーシームの違いは何?握り方と変化量、動き方など
また、リリーフ投手は短い回を投げることが多いので、先発投手は長い回を如何に省エネで投げることができるのか、しっかりと頭も使えないといけませんよね。
そして、抑え投手との違いは、抑え投手は基本的に1回イニング限定が多いですから、ロングリリーフの必要性はないので、リリーフ投手ほどのストレスはないですよね。
ですが、最後の閉めは目立ちますから、年俸なども高騰しがちなのですが、先発的な役回りと、抑えのような緊張感を同時に味合わなければならないリリーフ投手の地位をもう少し高くしなければ、これからもやる人は少ないままでしょう。
MLBなどは、リリーフ投手の地位は凄く高いですから、NPBも、各球団の方もリリーフ投手を大事に使ってあげて欲しいですね!