多臓器不全の症状や原因は?終末期の治療方法やCHDFとは何?

      2022/05/14

Pocket

埼玉西武ライオンズより、訃報がでましたが投手コーチとして再建を託されていた森慎二さんが42歳と言う若さで、召されたようです。

野球ファンであればお馴染みの森慎二さん、順風満帆とは言わないその野球生活が私の記憶の中には相当刷り込まれていますね。

元々は先発投手として投げていた時期もありましたが、言うならば読売巨人の西村投手のように先発、中継ぎ、そして抑えととにかくフル回転する投手でいつもテレビを見ると、投げているそんな投手でしたよね。

そしてあこがれのメジャーへポスティング移籍をおこないましたが、残念なことに森慎二投手は脱臼をしてしまい、約1年間を棒に振ることになりましたよね。

しかも初登板したオープン戦で、あのときはマウンドからじゃがんで1歩も動けなかった姿が、脳裏に焼き付いていますが、何かの衝撃などで肩が脱臼することはあっても、投球動作で肩が抜けると言うのは、中々ありえないのですが、もしかすると既にこの時にはルーズショルダーのような症状が出ていて悪化していたのかもしれませんね。

そんな森慎二さんの病気なのですが、多臓器不全という発表がなされましたが、意外と知っているようで知らない病名でしたので、私気になって調べて見ました!ちなみに、以前野球選手の病気についても書かせていただいていましたが、現在は調子が良いとのことですね→レースクィーン赤松寛子の現在は?旦那はカープ赤松、胃がんは初期

 

Sponsored Link

 

森慎二の病気、多臓器不全の症状や原因とは?

多臓器不全とは、漢字を読んでいただくとわかりやすいのですが、色々な臓器が動かなくなり、最期を迎えると言った病気なのですが、人間の臓器は7つあるようですが、そのうち2つ動かなくなっても多臓器不全というようですね。

ということは、人間の体を組織しているものは、やはり1つでも失うと体のバランスを壊すことになり、危険なのでしょうね。

ちなみに、このようになる原因としては免疫の機能低下による菌の増殖が考えられるようで、全身に廻ると敗血症と言う段階になり、非常に生命の危機に陥るんだそうです。

 

森慎二

 

森慎二の病気、多臓器不全の終末期の治療方法とは・・・

今回の多臓器不全、癌末期の状態からなることもありますし、森慎二さんは何かの病気からそのようになったのかもしれませんが、まだはっきり原因はわかっていないようですが、福岡に入院と言う所を見ると、先日の試合から帰れず、そのまま入院という事態だったのでしょうね。

ミーティングの時に手が震えていたというような状態を関係者の方が見られていたともありましたし、よほど進行していたのかもしれませんよね。

北の湖理事長も、多臓器不全でしたから、やはりかなり大変な病なのかもしれません。

終末期になると想像を絶する苦しみもあると言われており、延命の治療を選ばれないご家族もいるとのことなのですが、以前森慎二さんは重婚騒動で大騒ぎになったこともあり、恐らくご結婚はその後されていない可能性もありますね。

ちなみに、その重婚騒動の女性ですが元水戸泉の婚約者でもあり、世間を驚かせましたよね。

 

Sponsored Link

 

多臓器不全にCHDF?その効果とは…エンドトキシンとは何?

多臓器不全の症状回復に、どうやら血液を浄化させるCHDFと呼ばれるものがあるようです。

持続的血液ろ過透析とも呼ばれているようですが、略してCHDFとよばれているのでしょうね、いわゆる機能しない血液を人工的に循環させてあげることだと思うのですが、どのような効果があるのでしょうか?

難しい言葉になりそうですが、以下考察頂きますと、内容がわかりやすいと思います。

持続的血液濾過透析(CHDF)は血液濾過透析(HDF)を24時間持続的に行う療法のことで、急性腎不全、多臓器不全症候群、急性膵炎といった緊急を要する症状に対して施行されます。

持続的に少量ずつ水分や物質の除去を行うことで透析効率を落とし、全身状態に与える影響(特に心血管系)が少ないため、日本ではCHDFを施行可能な医療施設では積極的に行われています。なお、血液透析と血液濾過透析は透析室で行われますが、持続的血液濾過透析は特殊な浄化法であるため主にICUで行われます。

そして次のようにも書かれていますが、CHDFでは物質の除去も可能なようで、血液中に存在するナトリウムやアミノ酸、セロトニンなどの物質を除去し早いスピードで浄化をするようですね。

CHDFはHDFの1/50~1/20程度の速度で浄化を行うため、生体負担が少なく、循環動態の不安定な症例にも広く施行されます。

また、高効率の浄化性能により、脳浮腫といった臓器障害を悪化する可能性のある症例にも適応となるなど、適応疾患の幅は非常に広く、透析液の供給設備のない施設でも実施可能であることから、日本では率先的にCHDFが行われています。

ちなみに、エンドトキシンというワードもこの多臓器不全にはついてまわるのですが、毒素のことを指すようですが、以下のような疾患などを引き起こす元凶にもなっているようですね。

エンドトキシン(えんどときしん)とは、グラム陰性菌 の細胞壁の成分であり、発熱などを引き起こす細菌の毒である。Endotoxin。

グラム陰性菌とは、グラム染色を用いた検査で紫色に反応する細菌のこと。

菌体と結合しているため、内毒素と呼ばれている。
外毒素と呼ばれている、菌体から分泌されるたんぱく毒素は、対の存在である。

■生理作用
細菌の死滅により、放出されたエンドトキシンが血中のタンパク質と結合して複合体を形成して、白血球のひとつである単球 や、それの分化によってできるマクロファージ を活性化させる。
その結果、さまざまなサイトカインやプロスタグランジンなどの炎症性の化学物質が産生される。

■引き起こす疾患
・血管内皮障害
・多臓器不全
・敗血症性ショック

非常に若く、大好きな投手でしたが、残念でなりませんが、もっと医学が進歩してこのような病が、いつどのような状態でも完治するよう、医療の先進をいのるばかりです。

 - 気になる時事ネタ