結城海斗のプロフィールに契約金や年俸はいくらなの?投球動画他
2022/05/14
わくわくするようなニュースが舞い込んできましたが、あのアメリカ大リーグのロイヤルズと16歳の大阪在住の日本人がマイナー契約を結んだとの報道がありましたね。
日本代表にも選ばれたことがある結城海斗さんと言う投手なのですが、ロイヤルズというメジャー球団との契約としては、日本人最年少なんだとか…16歳にして身長も高く、既にダルビッシュ2世との呼び名も高い投手ということですが、さて、どれほどの実力があるのでしょうかね。
と言うのも、球速は140キロを超えるとの話もあるのですが、高校1年生で球速140キロというのは、今の野球界ではそんなに珍しい話でもないです。
というのも、以前にも帝京高校の伊藤拓郎さんも、高校1年生の時に148キロを出し、非常に注目の選手となりましたが、その後はフォーム固めにも苦しみ、プロ入りするも戦力外通告を受けていますよね。
どれほどの実力なのかは、正直大舞台に立ってからの話だと思いますが、本当にマイナー契約で良いコーチや良い野球環境に身をおかなければ、中々メジャーの表舞台では活躍できないかもしれませんよ!
さて、今日はそんな結城海斗さんのプロフィールや、メジャー球団ロイヤルズとの契約金や年俸、そしてまだ投球をしっかりと見たことが無い人に投球動画などもご紹介しておこうと思います。
結城海斗のプロフィール 身長や体重についても
結城海斗さんですが、16歳ということは2002年生まれという事ですが、もう既に2000年生まれ以降の方で、マイナー契約というような選手が出ていることに少々驚いています。
私が野球をしていた頃と言うのは、メジャーに渡った選手と言うのは、僅かでしたし、高校野球、大学、社会人などを経験せずにそのままアメリカの舞台に行く選手というのは、あまり聞いたことが無かったですね。
やはり、メジャーのスカウトなども、しっかりとアジア圏の野球を認めており、才能のある選手を若いうちから囲い込むという方針がはっきりわかりますよね、大谷選手やダルビッシュ選手、田中選手、そしてイチロー選手のようにメジャーでも日本人選手が戦えることは証明されていますからね。
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さて、そんな結城海斗さんのプロフィールを少しご紹介しておきますが、身長は現在187センチということで、恐らくスパイクなども履かれると、身長190センチ近いのではないかと思います。
そして体重は68キロと、やややせ形なのですが、鋭いスライダーが武器の本格派の投手のようですね!ただ、アメリカではスライダー1本は非常に厳しいので、ここからスピードもそうですが、いかに手元で変化する決め球を増やすかが、活躍の肝でしょうね。
結城海斗 メジャー球団ロイヤルズとのマイナー契約時の契約金や年俸はいくら?
日本人高校生でドラフト1位指名されると、大体契約金6000万円~1億円、そして年俸900万~1500万ほどの間で落ち着きものですが、そこはメジャー球団なので金額が日本のスケールとは違うのでは?と思い、少し調べて見ました。
さて、調べますとどうも25歳ルールというものがあるようで、以下のように契約金や年俸の上限に規定が設けられているようです。
海外選手の獲得に伴う契約金制限の適用年齢が、23歳未満から25歳未満に引き上げられた。25歳未満の選手との契約に使える金額は、契約金や年俸など込みで、年間500万ドル(約5億5000万円)程度に制限されて、マイナー契約からスタートする。
ということは大谷選手が約2億7千万の契約金で、年俸も最低保証の6200万ほどであったことを考えれば、結城海斗さんの契約金や年俸はそう高く無いでしょうね。
となると、恐らく契約金や年俸はあわせても2000万や3000万程度で、やはり大型契約を掴むには、なんとしてでもメジャーに這い上がるしかありませんよね!
でも結城海斗さんは、契約金や年俸ではなく夢を掴んだわけですから、絶対に成功をしてもらいたいですよね。
結城海斗 中学時代の戦績や投球動画を紹介…何故大阪桐蔭に行かなかったのか?
結城海斗さんの最速は141キロ、私はここからどのように球速が伸びていくのか、非常に楽しみなんですが、アメリカはマウンドも固く、球も滑りやすい、このあたりをどのように自分のものにしていくのかですよね。
体重を一気にあげて、パワーピッチャーになるのも1つの手かもしれませんが、やはり過去の投手を見ると、球速だけで勝ち星を重ねた大投手というのは、非常に少ないです。
インロー、アウトローにボール1個から半分ぐらいを出しいれするような精密なコントロールを磨かなければ活躍するのは難しいでしょう。
では、まず結城海斗さんの投球の動画をご覧いただきたいのですが、これが2016年だそうなので、およそ2年前です。
既に、堂々とした投げっぷりではあるのですが、上体に頼りがちと言うか、下半身との連動が悪いように思いますね、またリリースが安定していないところなどから、ストレート系の球、変化球というのが見分けがつきやすいと思います。
このフォームだけを見れば、高校野球での経験を積んでからでもと思ったのですが、どうも大阪桐蔭や履正社など、強豪校からの誘いがあったものの、進学を見合わせていたようですね。
これは、日米の野球の考え方の違いにもあるかと思いますが、恐らく結城海斗さんが、大阪桐蔭に進めば、間違いなく1年生の時から投げることが予想できますし、そうなると肘や肩の消耗も考えられます。
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秋、春、夏と練習試合含め、公式戦での消耗を考えれば、アメリカでしっかりと球数制限の中で野球をするというのが、吉となる可能性もあります。
ですから、今回結城海斗さんは、大阪桐蔭などの進学を蹴ってでも、アメリカに渡ることを決意したのでしょうね!今後の活躍を私は期待しています!